Osteria Rialto

ハロウィンも過ぎ、トロントでは既に秋も終わりに近づいています。
寒い冬がもう直ぐそこ!なんですが、今回はそんな季節でもまだまだ使える屋根付き暖房入りのパティオを1つご紹介します。

トロントのパティオ人気は以前からですが、COVID-19の影響で店内飲食不可の期間が長く続いた為、各店舗はパティオの利用に工夫を凝らしています。
ワクチン接種証明(2回)があれば店内飲食は可能となりキャパも100%に戻されましたが、また感染者数が増加すれば規制が入るのではと飲食業界は慎重になっている面もあります。
また消費者も出来ればパティオでとの人々は少なくありません。

Osteria Rialto(1006a Bloor St W)はコリアタウンの西側、地下鉄Ossington駅のDelaware出口から徒歩3〜4分と便利な場所に位置しています。

レストランの入った建物はアールデコ調の歴史建造物で、1937年からはParadise Theatreと言う映画館として営業していました。
2006年に閉鎖され薬局となる予定でしたが、内装などをアップグレードし2019年末からは同じ名称でインディーズの映画館となっています。

レストランは建物の東側角を占有し、建物に沿い開閉式の大きな窓の並ぶ、暖房完備のパティオを誇ります。天井も自然光を取り込むデザインとなっていて、パティオ内装もアールデコをイメージさせる白黒パターンのタイルがとってもお洒落!!

一見完全に室内に見えますが、パティオとして営業するには一部窓を開放し外気が通るようにしていなければなりません。ですが外部に近いパティオ壁沿いや天井には暖房機が複数設置され、少々外気温が低くてもかなり良い感じで食事、ゆっくりと会話などが楽しめます。
さすがにマイナス20℃などトロントの真冬は少々厳しいと思われますが。

メニューはシェフのルーツである南部イタリア料理の伝統をベースに、自家製フォカッチャやチーズと生ハムの盛り合わせ、アランチーニ(丸いライスコロッケ)などの前菜、

パスタ数種に牛ソトバラのささ身ステーキ、キハダマグロのステーキ、揚げポークカツの特性ソースがけ、などなど。
メインも充実しています!

季節の食材を取り入れたお皿も多くその時々でメニュー構成は若干変わります。デザートもティラミスやメロンのジェラート、ナッツとダークチョコのケーキなど揃えています。これも時に応じ変化します。

ワインの種類も豊富でDine In向けに常時10種類以上、またカクテルなども多く提供しています。
店内には長めの木製バーカウンターがあり、そちらでゆっくりとお喋りおしながら時間を過ごすのも良いですね。

COVID-19になってからはワインショップとしても営業しており、そちらのワインリストはなんと80種類以上にもなるとの事。
スパークリングワインから、かなり高級な一本400ドルを超すようなものまでと、幅広い品揃えを誇っています。

お店の雰囲気はシックで大人びた空間と言った感じが強いですね。
客層も30代から上がメインで、ある程度の落ち着きと余裕のある人々にぴったりでしょう。

店内にはプライベートダイニングエリアもあり予約出来ますが、大勢で飲んで騒ぐよりも適度な人数でゆったりととがベストですね。
超高級ではありませんが服装も少し気を使っても良い場所とも言えるでしょう。
カジュアルを少し過ぎたちょっと上等なデートスポットに良いですね。

Osteria Rialto
1006a Bloor St W, Toronto, ON M6H 1M2 カナダ
http://osteriarialto.com

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